インビザラインの追加アライナーが必要となる原因と枚数を解説
インビザラインの追加アライナーが必要となる時を解説
インビザラインでは、「アライナー」と呼ばれるマウスピース型矯正装置を使用します。治療に必要となるアライナーの数は、症例によって大きく異なります。治療計画を立てた段階で必要となるアライナーの枚数も決定するのですが、多くのケースで「追加アライナー」が必要となります。今回はそんな追加アライナーが必要となる原因や枚数などをわかりやすく解説します。
追加アライナーとは?
追加アライナーとは、当初予定していなアライナーの数では治療を完了できなかった場合に追加するマウスピースを意味します。色や形などは通常のアライナーと何ら変わりありません。治療に使うマウスピースの枚数が単純に増える、あるいは治療期間が延びる、といったらわかりやすいかもしれませんね。
追加アライナーが発生する原因
実は、マウスピース型矯正というのは、アライナーを追加する前提で治療を進める矯正法といっても間違いではありません。なぜなら、いろいろな理由で治療計画にズレが生じるからです。
◎アライナーの装着時間が短い
インビザラインのアライナーは、1日20時間以上装着しなければ、適切な効果が得られません。アライナーの装着時間が1日20時間を下回る日が続くと歯の移動が進まず、アライナーが合わなくなります。その結果、治療計画にズレが生じて追加アライナーを発注しなければならなくなるのです。
インビザラインは幅広い症例に使用できるマウスピース型矯正装置ですが、ワイヤー矯正ほど汎用性は高くありません。そのため、もともと治療が難しいケースでは、計画通りに歯の移動が進まないことも珍しくありません。アタッチメントなどのパーツを駆使して、難しい移動を可能にすることもできますが、結果として追加アライナーが必要となりやすいです。
◎アライナー浮き上がりやすい
アライナーの装着時間をきちんと守っていても、歯列にフィットしていなければ、治療に乱れが生じます。歯の形や歯列の状態によっては、もともとアライナーが浮き上がりやすい人もいるため要注意です。そうしたケースではアタッチメントの設置によって症状を改善することができます。患者様ご自身の取り扱いの不備に関しては、歯科医院側で対処できる部分が少ないです。
一般的な症例では、2~3枚ほどの追加アライナーが発生することが多いです。期間にすると4~6週間程度なので、それほど長く延長されるわけではありません。そんな追加アライナーは、もともと費用に含まれていることもあれば、追加で費用が発生する場合もあります。追加アライナーに関しては、カウンセリングや治療計画の立案の段階で歯科医師から説明があるかと思いますので、きちんと理解するようにしましょう。不安や疑問に感じることも、カウンセリングで解消しておいた方が良いですよ。
今回は、インビザライン矯正で追加アライナーが発生する原因や枚数、費用について解説しましたがいかがだったでしょうか。インビザラインは治療プロセスの大半がシステム化された矯正法なので、追加でアライナーが発生するとは思っていなかった方も多いかもしれませんね。実際は、ワイヤー矯正と同様、さまざまな要素を勘案した上で治療を進めていかなければならないので、イレギュラーなことも起こり得ます。そんなインビザライン矯正に関心のある方は、イオンモール釧路昭和内のオーク歯科クリニックまでお気軽にご連絡ください。
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