インビザライン・ライトで矯正が失敗する原因
インビザライン・ライトで矯正が失敗する原因
皆さんは、マウスピース型矯正のインビザラインにも「部分矯正」があることをご存知でしょうか?部分矯正というと、ワイヤー矯正でしか行えないものと思われがちですが「インビザライン・ライト」などを選択することで、歯列の一部分だけをきれいに整えることが可能です。今回はそんなインビザライン・ライトで矯正治療が失敗する原因についてわかりやすく解説します。
そもそもインビザライン・ライトとは?
インビザライン・ライトとは、マウスピース(=アライナー)を最大14枚まで使用できる部分矯正です。同じようなシステムにもうひとつ「インビザライン・GO」というものがありますが、こちらは使用できるマウスピースの数が最大で20枚となっています。とにかく手軽で安価に部分矯正をしたいという方には、インビザライン・ライトがおすすめといえます。
マウスピースの数が少ないのが難点
インビザライン・ライトは、比較的安い費用でマウスピース型矯正が受けられますが、使用できるマウスピースの数が少ないという難点があります。もちろん、軽度の歯並びの異常であれば、14枚のマウスピースできれいに治せることも多いですが、ケースによってはそれが難しくなります。その結果、治療を完了することができずに失敗してしまうのです。ちなみに、標準的なインビザラインでは、50枚程度のマウスピースを使用します。
マウスピースを追加することで対応可能
マウスピースの数が足りないことが原因でインビザライン・ライトが失敗した場合は、不足分を追加することで対応可能です。追加しなければならない枚数はケースによって異なりますので、その点は主治医と相談しましょう。
その他に注意すべきこと
インビザライン・ライトで失敗しないためには、次に挙げるような点にもご注意ください。
◎装着時間を守る
インビザライン・ライトのマウスピースは1日20時間以上、装着する必要があります。決められた装着時間を下回ってしまうと、治療計画が徐々に乱れていきます。場合によっては、ひとつ前のマウスピースに戻したり、治療計画を立て直さなければならなくなったりするため十分ご注意ください。
◎お口・マウスピースを清潔に保つ
インビザライン矯正中は、普段よりも口腔ケアに力を入れましょう。ワイヤー矯正ほど、汚れがたまりやすくなっているわけではありませんが、やはり、マウスピースを装着している時間が長い分、虫歯・歯周病のリスクも上昇します。矯正期間中に虫歯や歯周病になると、どうしても矯正治療を中断せざるを得なくなります。ですから、矯正中だからこそお口のケアを徹底するようにしてください。また、マウスピースのケアもしっかり行いましょう。矯正用のマウスピースはきちんとケアしないと、すぐに細菌が繁殖してしまいます。
インビザライン・GOという選択肢もご検討ください
インビザライン・ライトでは、マウスピースの枚数が足りず、失敗するおそれがある場合は、最大20枚まで使用できるインビザライン・GOという選択肢もあります。ただ、インビザライン・ライトとは適応症が異なる点もあるため、事前にしっかり相談することが大切です。
このように、インビザライン・ライトで矯正が失敗する原因は、主にマウスピースの枚数不足です。最大で14枚のマウスピースしか使用できないため、治療を完結させることが困難となるケースも少なからずあります。そんなインビザライン・ライトについてさらに詳しく知りたい方は、イオンモール釧路昭和内のオーク歯科クリニックまでご連絡ください。
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