マウスピース矯正のハードとソフトの違いとは?
マウスピース矯正のハードとソフトの違いとは?
透明なマウスピースを使った矯正法には、いろいろな種類があります。歯を動かすメカニズム自体はどれも共通しているのですが、使用するマウスピースは各社で特徴が異なります。そこでよく質問を受けるのがマウスピース矯正の「ハード」と「ソフト」の違いです。ハードとソフトと聞くと、コンタクトレンズの種類を思いうかべる方が多いかと思いますが、マウスピース矯正の場合にはどのような違いがあるのでしょうか。
マウスピースの硬さの違い
マウスピース矯正のハードとソフトは、コンタクトレンズと同様、装置の硬さの違いを表します。もう少し細かくいうと、マウスピース型矯正装置の硬さは、ハード・ミディアム・ソフトの3段階に分かれていることが多いです。歯並びを整えるための治療で、なぜ硬さの違うマウスピースを用いるのか、不思議に思いますよね。また、自分で硬さを選べるのなら、痛みや刺激が少なそうなソフトの人気が高まりそうなものです。
硬さは矯正力の違い
マウスピース矯正の硬さにいくつかの種類があるのは、矯正力をコントロールするためです。例えば、次のステージへ進む際に、ソフト、ミディアム、ハードといった3段階のマウスピースを順番に使うことで、歯の移動がスムーズに進みます。矯正に伴う痛みも軽減されることでしょう。これはブラケットとワイヤーを使うワイヤー矯正にはないシステムといえます。もちろん、マウスピース型矯正装置だからといって、すべての製品にこのシステムが採用されているわけではありませんのでご注意ください。
コンタクトのようには選べない?
矯正に使うマウスピースがハード、ミディアム、ソフトに分かれているのであれば、コンタクトのように好みで選べそうなものですが、システムそのものがまったく異なるため、選ぶことはできません。あくまで、マウスピース型矯正をスムーズに進めるため、便宜上開発されたシステムとお考え下さい。
インビザラインには硬さのバリエーションがない?
マウスピース型矯正装置の代名詞ともいえるインビザラインには、ハード・ミディアム・ソフトといった硬さのバリエーションはありません。使用するのはすべて同じ硬さのマウスピースです。
だからといって、矯正治療をスムーズに進めることができなかったり、歯の移動に伴う痛みが多かったりするわけではありません。インビザラインにも独自のシステムがあり、むしろ痛みが感じにくくなっています。また、歯も効率良く動かせるため、マウスピースの硬さのバリエーションがないからといって、デメリットが多くなっているわけではないのです。
マウスピース矯正は痛い?
マウスピース型矯正装置の硬さの話になると、どうしても治療に伴う痛みが気になりますよね。結論からいうと、マウスピース矯正に伴う痛みは、ワイヤー矯正よりも少ないことが多いです。それは歯の移動に伴う痛みだけでなく、装置による物理的な刺激に由来する痛みも含みます。ですから、痛みを抑える目的で、わざわざやわらかいマウスピースを作る必要もないのです。
このように、インビザラインのようなマウスピース型矯正装置で治療中の人は、マウスピース装着中に水しか口にできませんのでご注意ください。もちろん、すぐにお口とマウスピースをお掃除するのであれば問題ありませんが、それだけでかなりの手間となってしまいます。これは着脱式の矯正装置の欠点でもあるので、治療法の選択の際には必ず考慮するようにしてください。そんなマウスピース型矯正装置インビザラインに関心のある方は、お気軽にイオンモール釧路昭和内のオーク歯科クリニックまでご相談ください。
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